研究を遂行するにあたりこれまで以下の補助金を配分して頂きました。
 関係各位に深く感謝致します。

年度 名称
研究題目
研究代表者及び分担者
研究経費(千円)
概要
1989
科学研究費補助金 奨励研究(A)
ミリ波センサの研究
黒木
800
ミリ波を用いた高分解能センサ開発のため35GHz帯NRDガイド回路素子を試作し、センサやレーダへの適用を検討した。
1989
科学研究費補助金 一般研究(C)
高効率・超高速光変調器の研究
米山、黒木
1800
高効率なミリ波/光変調器のための逆スロット線路を提案し、その基本特性を明らかにするとともに、従来は困難とされていた光波とミリ波の完全速度整合に成功した。
1990
科学研究費補助金 奨励研究(A)
ミリ波集積回路用低損失セラミック線路の研究
黒木
700
NRDガイドの小型、高性能化を目指し、低損失セラミックNRDガイドを提案するとともに、高誘電率NRDガイドにおける特異な伝送特性を解明した。
1990
科学研究費補助金 一般研究(B)
非放射性誘電体線路を用いた高性能ミリ波集積回路の研究
米山、黒木
6100
NRDガイドを用い、世界初の全誘電体からなる35GHz帯集積化高性能送信機、および受信機を開発し、その実用性を示した。
1991
科学研究費補助金 奨励研究(A)
ミリ波による酸素濃度センサの基礎研究
黒木
800
60GHzのミリ波は酸素分子により大きな減衰を受ける。この性質を利用したミリ波酸素濃度センサを試作するため、そのキーデバイスである60GHz帯発振器、変調器、および検出器を開発した。
1993
科学研究費補助金 奨励研究(A)
ミリ波高誘電率薄膜回路の基礎研究
黒木
900
NRDガイドの薄膜化を目的として、高誘電率薄膜線路を提案し、伝送特性を把握するためのCADを開発するとともに、この線路の有用性を実験的に確認した。
1993
科学研究費補助金 一般研究(C)
非放射性誘電体線路を用いた94GHz帯ミリ波集積回路の研究
米山、黒木
2000
電磁波の窓”と呼ばれる伝搬損失の少ない、94GHzのミリ波帯において、NRDガイド集積回路を開発した。更に国家標準電圧を定めるためのジョセフソン接合アレー給電用超高安定発振器も併せて試作した。
1997~1998
科学研究費補助金 奨励研究(A)
高誘電率誘電体線路を用いたミリ波/光デバイスの基礎研究
黒木
2300
従来のNRDガイドとは伝送モードの異なる高誘電率薄板線路を提案し、そのCADを開発するとともに、ミリ波/光変調器や進行波型ミリ波増幅器への応用を検討した。
1998~1999
科学研究費補助金 基盤研究(B)展開
60GHzミリ波を用いた多元接続方式高速無線LANシステムの開発
黒木、米山
11100
60GHzのミリ波を用いた156Mbps・ATMベースの高速データ伝送フロントエンドを開発し、point to multi多元接続無線LANシステムの構築を行っている。
2000~2001
科学研究費補助金 基盤研究(B)展開
高解像度壁掛けディスプレイミリ波ワイヤレス駆動システムの研究
黒木、米山、佐藤、野原
11600
ビデオ回路側送信機とディスプレイ側受信機に大別されるミリ波フロントエンドを試作し、高解像度薄型ディスプレイミリ波ワイヤレス駆動システムの構築を行っている。
2000~2001
科学研究費補助金 基盤研究(C)一般
高誘電率セラミックスを用いたV/UHF帯超小型アンテナの研究
黒木
3000
携帯電話に代表される移動通信端末機器に実装するV/UHF帯アンテナの小型化、及びチップ化に関する研究を行っている。
2006
電気通信普及財団
高誘電率基板を用いたV・UHF帯超小型アンテナの研究
黒木
1025
 
2007
電子回路基板技術振興財研究
超高周波帯プリント伝送線路の損失低減手法に関する研究
黒木
1000
 
2007~2009
科学研究費補助金 基盤研究(C)一般
ミリ波・テラヘルツ波帯高誘電率薄膜伝送線路の基礎研究
黒木
3500
 
2010~2012
科学研究費補助金 基盤研究(C)一般
ミリ波・テラヘルツ波帯低価格・高性能プリント回路の研究
黒木
3500